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雑木の庭の剪定管理~成長の早さを逆手に取るべし

作業の裏側

こんにちは。

幹制作所 代表の井村幹仁です。

 

幹制作所のパーパスは全てのお客様にハピネスを提供すること。

お客様もスタッフも笑顔にし、幸せな時間をご家族や友人と共有する。

働く側もお客様の笑顔を誇りに思い、自信と積極性が生まれ笑顔とやりがいを得ることができる。

笑顔が笑顔を生む素晴らしい連鎖が生まれる。

 

分かり易く言えば

ディズニーランドのような、訪れる人もスタッフも笑顔が溢れる空間、また訪れたい!と思える空間、そんな空間・会社を造りたいんです

そんな空間づくりに共感してくださる方、是非お力をお貸しください!

ご連絡お待ちしております。

 

 

さてさて梅雨に入りましたね~☂

外仕事の私たちには頭を悩ませる時期です。。。

 

今回の記事は雑木の庭の剪定管理ついて

 

先日約5年前に制作させていただきました東京都の雑木の庭の剪定管理に伺わせていただきました。

若い庭師さんなどからも雑木の剪定方法などもよく質問されるのですが、雑木の庭の剪定管理は普通の木々との剪定とは一味違います。

 

結論から申し上げますと

雑木の庭を生かすも殺すも剪定管理次第です。

 

雑木の庭はその風情、枝葉の柔らかさ、幹の力強さ、これらが特徴ですね。

そして雑木の庭の剪定管理はこれらの姿を「維持」することが特に重要です。枝葉が風にそよがなくなった時点でその風情が無くなります。

雑木の庭の骨組みの樹種は基本的に成長が激早です(-_-;)

 

欠点を逆手に取る考え

この成長の早さ、皆が嫌がる所であり、踏み切れない所

雑木の庭の骨組みの樹種、例えば「コナラ」。雑木の庭の王様です。

どんなに剪定管理しても幹だけは確実に太くなっていきます。しかしその太くなる幹を見越して庭づくりすることで庭に「遠近感」を作ることが出来ます。(イメージできない場合は是非幹制作所アトリエにお越しください。実際にご覧になることができます)

 

成長が早い分数年先の「芽を」育てることができ、若枝と古枝(太くなった枝)を更新することができ、美観を保ったまま大きさを維持することが可能です。つまり一つの樹種の中で世代交代ができるということです。

トップに掲載されている写真は成長の激早の樹種、コナラ、ソロ(アカシデ)、桧です。5年半たった今でも幹こそは太くなりましたが、雑木が本来持つ風にそよぐ姿は維持されています。

 

つまり技術と経験により雑木の風貌、美観は保つことが可能です

 

最近SNS等でもアドバイスを求められるので

若い庭師さんへアドバイス

若い庭師さんには必ず言うことがあります。

「枝先はいじるな」と。

枝先をいじればいじるほど風にそよぐことも柔らかさも失っていきます。

雑木の庭の剪定の秘訣は「骨格」

線を生かす剪定を意識してください。

人間の体をイメージすると分かり易いかと思います。

体は背骨が中心にあり、右手、左手、右足、左足と、、当たり前のことを言っていますが、雑木の庭の剪定管理もその当たり前が重要なのです。

そして世代交代の剪定。私の経験上では今のところ美観を保つにはこの世代交代の剪定が一番重要です。

あと切り過ぎも注意です。剪定は数年単位で見極めて行ってください。一度に世代交代してしまわないように!

 

今日はこの辺にしておきましょう(^^♪

 

ご質問等がございましたらDM、メール、SNS等でお問い合わせください。

いきなりの電話は受け取りません。(ここ数年営業の電話が凄いので知らない番号は基本出ません)

先ずはメールからお願いいたします。

 

以上、雑木の庭の剪定管理~成長の早さを逆手に取るべし でした。

 

また次回♪

 

PS.スタッフ募集しています。

一緒にディズニーランドのような笑顔と幸せを生む会社を作りましょう♪