お知らせ

ミサワホームのマンションをLandscaping!ディズニーランドLandscap解説あり。

作業の裏側

こんにちは。
幹制作所 代表の井村幹仁です。

今回は東京都武蔵野市の某所で庭づくりをしてきました。
ミサワホームさんのマンションでオーナー様より直接ご依頼を頂き作庭させていただきました。
オーナー様のご要望はオリーブを使ってほしい!という一点のみ。
あとは幹制作所がLandscape。

今回の庭づくりのコンセプトは「歩きたくなる庭」です。
各お部屋からの視線や目隠しを考えることはもちろんことですが、それだけで庭づくりを完結してしまうと全く持って魅力がありません。

「ここを歩いてみたい。」「向こうに行ってみたい。」「向こうに何があるの?」「気になる!」
こう思わせるのがLandscapです。

夢の国、ディズニーランドを思い出してください。とっても素敵な空間ですよね。私も大好きです!毎月行きたいぐらい。
何故素敵か。造園的目線で言うと皆様はディズニーランドのLandscapという魔法にかかっているのです。
知らず知らずのうちにLandscapを楽しんでいます。

ではその説明をします。長くなるので超簡単にご説明します(パソコンを打つのが遅く下手なので。笑)

皆さんディズニーランドはめちゃくちゃ広く感じてますよね??
これ実は錯覚です。
皆さんは広く「感じさせられている」のです。
ディズニーランドに入ると、皆さんご存じ大きなシンデレラ城が中央にそびえたっています。
中心にシンデレラ城が建つ。そう、すなわちどこのエリアに行こうとしても直接行きたいエリアには行けないのです。

つまり、シンデレラ城があるので「迂回」「遠回り」させられているのです。
更にもう一つ、
シンデレラ城があるので反対側のエリアが「見えない」のです。
反対側が見えない。つまり、
各エリアのコンセプトが「混ざらない」のです。

分かりますか?
迂回をさせられ「パークが広く感じさせられている」ことを。
各エリアのコンセプトが独立しているように設計されていることを。

これがLandscapです!!
(本当に超簡単ですみません。笑)

お話を戻します。
つまり何が言いたいかというと、
庭づくりというのは「隠す、見せる」だけではなく
人の感情や意識に入り込まなければ、庭として生きていないのです。

今回のミサワホームさんのマンションに作らせていただいた庭は広くはありません。
しかし広くないからこそ人の感情や意識に訴えかける庭づくり・Landscapが必要なのです。

作庭後オーナー様には大変喜んでいただきました!
この喜んでいただけることが何よりも嬉しい!ご褒美です(^^♪

ミサワホームさんのマンションの庭づくり。
「歩きたくなる庭」完成です。

施工事例にも載せていますので是非そちらもご覧ください!

以上、ミサワホームのマンションをLandscaping!ディズニーランドLandscap解説あり。 でした。

ではまた次回♪