静岡県は伊豆高原での桜の植栽工事
こんにちは。
幹制作所 代表の井村幹仁です。
ちょっと更新があいてしまいました~(-_-;)
四月は少し余裕が出ると思いきや新規のクライアントの雑木の庭づくりの設計図を数件分描いたり積算したりと机に向かってお仕事をしていることが多いです。
さてさて先月の下旬のお話なんですが静岡県は伊豆高原に桜の木を2本植栽してきました~(^^♪
一本はシダレザクラの八重の紅枝垂れという品種で樹高がやく8m、巨木です!
もう一本は八重桜のカンザンという品種。これまた約8mです!でかい!
なかなかのシンボルツリーを植栽させていただきました!
場所はもう素晴らしいの一言。目の前は海・海・海~!!サイコーです♪
さすが老舗別荘地である伊豆高原!
しかし植木屋目線ですと心配事もありまして、、、
先ず一つ目 「潮風」
気になりますね~潮風。風が吹くと海から塩が飛び葉に影響を及ぼすのではないかと心配になります。でも海沿いを車で走ってみると沿岸にサクラが多い多い!しかも皆元気に育っている。これを見る限りでは性質的には大丈夫そう。しかし最初の一二年は潮風にびっくりするとは思うので枝垂れ桜と八重桜が慣れるまでは油断禁物ですね!何か良い対処法がございましたらぜひメールください!
そして二つ目 「台風」
やっぱり一番気になるのはこれです!「台風」!!
目の前は海!海!海! ということは風がもろのきます。海沿いの台風ってどんなものなの??(-_-;)
こんな大きな植えたての樹木は倒れやすいですよね。近くならばすぐに見に行けますが伊豆高原ともなるとすぐには駆けつけられません。あー心配。
元々私は樹木に支柱をするのは嫌いです!とっても。
だって樹木自身の美しさが半減、いや80%なくなります。見た眼が本と良くない。しかもそれだけではありません。樹木も生き物です。支柱で支えてしまうと根が張りずらくなるらしいんです。なぜかというと樹木が支柱に頼ってしまうから。踏ん張らなくても倒れないと根が認識し、サボるらしいです。うん、人と一緒。(笑)
正確には風で木が揺れるとその時に出るホルモンか何かで根に信号を出すらしいです。根を張らないと倒れるよ、と。
学者ではないので詳しくは説明できませんが理由はちゃんとあるようです。
ということで今回行った施工は地下支柱。根が動かないようにしっかり止めます。ガチガチです!地下支柱ならば地上に支柱が出てきませんので見た目は解決!そして風が吹いた時に幹も枝も揺れるので根に伝達できるわけですね!
うん、素晴らしい!!
といったっ具合で今回は静岡県は伊豆高原にシダレザクラと八重桜を植栽し、地下支柱をしました。
植えた後の写真です。
P.s 四月の初旬に様子も出見に行ってみました。枝垂桜が見事咲いており元気な姿を見せてくれました。八重桜は蕾が大きく膨らんでいました。今のところ順調です(^^♪
その時の写真です
来年はもっと馴染、沢山花をつけることでしょう(^^♪
以上、静岡県は伊豆高原での桜の植栽工事 でした。
ではまた次回♪