お知らせ

アンティークレンガと洗い出し仕上げによる 駐車場の庭づくり 計画図

作業の裏側

こんにちは。

幹制作所 代表の井村幹仁です。

 

年始は昨年に駐車場の庭づくりのご依頼をいただいたお客様の計画図を制作しました。

場所は埼玉県川越市。小江戸で有名な街ですね(^^♪

 

今回のご依頼内容は

・ウッドフェンスでの間仕切り

・使いやすい駐車場

・イングリッシュガーデン的な緑が欲しい

等です。

 

これを家族構成、建築の形や色、既存のポーチの質感や色、敷地の形状、窓の位置などあらゆる視点から駐車場の庭づくりを構成していきます。

まず敷地の主要部になる駐車場、これは機能的に使いやすいことはもちろん車がない時の美しさが求められます。そして次に玄関前のポーチ。これは常に加速が出入りするところであってとても重要な視覚ポイントとなります。さらにここに緑を足していきます。窓の位置は最重要で外からの目隠し兼家の中からの鑑賞にならなくてはいけません。

これらのことを調和させナチュラルデザインを目指していきます。

 

既存のポーチの色はオレンジ身を帯びた暖色系のタイル。一つの視界に入るこのタイルと駐車場を違和感なく繋ぎます。その繋ぐ素材はベルギー産のアンティークレンガ。このベルギー産のアンティークレンガもオレンジ身を帯びた暖色系のレンガで、玄関前のポーチと調和させます。次にそのアンティークレンガの並べ方。これはとても重要です。写真を見ていただくと分かりますが、斜めに据えています。この斜めの効果は目線を誘導します。斜めのアンティークレンガに目線を誘導されると自然と建築側に目線が奪われます。その先には玄関前の暖色系のポーチが現れます。つまり暖色系のアンティークレンガに目を奪われ、そのまま玄関先の暖色系のポーチに違和感なく繋がるのです。これが調和です。

さらに建築際にイングリッシュガーデン風の緑が入ることにより暖色系のポーチとアンティークレンガがさらに引き立つのです。

ウッドフェンスの間仕切りについては腐りを気にしないためにコンクリート柱を使用します。コンクリート柱はウッドフェンスとの相性はとても良いです。腐らないし見た目もおしゃれに仕上がるウッドフェンス。とてもおすすめです!ちなみに幹制作所のアトリエもウッドフェンスはすべてこのコンクリート柱を使用しております。

 

この白い柱がコンクリート柱。

 

 

 

 

 

こちらは4年ほど前に雑木の庭づくりをさせていただいた東京都練馬区のK様邸の中庭。

 

 

 

 

 

 

 

 

どちらもコンクリート柱を使用したウッドフェンスなっていますが、コンクリートだからといって全く違和感はありません。むしろシャープでおしゃれでかっこいい!現代の建築にとても相性が良いです。

 

 

これらすべてを組み合わせ、建築を含めてお互いの良さを引き立たせる。これが構成力です。私の一番の得意とするところですね♪

 

是非皆さんも一度プランをご相談してみてください(^^♪きっとお役に立てるはずです!!

 

以上、アンティークレンガと洗い出し仕上げによる 駐車場の庭づくり 計画図 でした。

 

ではまた次回♪