四季を感じる木漏れ日のopengarden 雑木の庭:相模原アトリエ
作業の裏側
こんにちは。
作庭家の井村幹仁です。
先週の長雨が過ぎ、ここ相模原市も夕方が随分涼しくなった気がいたします。
夏から秋へと季節が移ろいを始めていますね。
幹制作所の雑木の庭:アトリエの雑木たちもその役割を見事果たし次なる役目へと移行していきます。
真夏のとても厳しい日差しは、雑木たちの葉によって直射を遮ることができ、更に木々の葉から出る水分を含む風により家の中に入る熱風を防ぎます。
秋になると大きく広げていた葉を少しずつ紅葉させ我々人々の気持ちを高揚させてくれます。またチラホラと葉を落すことにより、気温が下がり始める秋に、家の中に暖かい日差しを取り入れることができるのです。
冬は全て葉を落とし、低くなった太陽光を無駄なく家中に取り入れることができます。
この様に雑木の庭、雑木の力には私たち日本人が昔からの木々と共に生きた生活の知恵の恩恵を得ることができるのです(^^♪
近年は共存してきた雑木林も姿を消していき、ヒートアイランド現象などが起きています。気候変動もその一環ですね。
私たちが住む都市、住宅に木々を植える。この行為は地球にとってとても素晴らしいこと。
尚且つ私たちの生活にも潤いを与えてくれる。町全体が緑に包まれたらどんなに気持ち良いことか。
木漏れ日を感じる庭、木漏れ日を感じる街、木漏れ日を感じる日本。
そんなことを願いながら庭づくりを進めます(^^♪
みんなで木々を植えましょう♪
ではまた次回♪